笹かまぼこの「ささ圭」より

笹かまぼこの製造・販売のおかみ圭子の雑感

2011.10.31.Mon

念ずれば通づ?窮すれば通づ?

玉取機ミニ
皆様、一大事です!!

今晩、順番的には昨日のことを書こうと思っておりましたら、急遽夕方社長と松島のМ蒲鉾屋さんへ行くことになりました。

そこで、なんとなんと嬉しいことに、念願の「玉取機械」を下さるというのです!!
というわけで、この一大事からまずご報告です。

現在の気の遠くなるような製造工程から、ちょっと簡単に説明させていただきますね。

石臼で練り上げたすり身をアイスクリームのディッシャーで、いわゆる「玉取」をする人が一人、これを紡錘形にハンバーグの空気抜きをするように形作る「成型」の人が一人、それを金属串に「串付け」する人が一人、そして掌でたたいて笹形に整える人が一人、焼き方三人・・・・・どうしてもこの行程だけで、7人が必要になります。

この「玉取」から「串付け」までをやってくれる機械をずっと前から社長と圭子は探しておりました。7人がうまくすると4~5人でできるようになりますので、社員にも負担をかけないうえに、他の仕事に回ってもらえるので、年末の繁忙期を控え何としても欲しい機械でした。しかしながら、高価な上に、機械の不足、更には現在は機械の焼き炉と一体化されており、単体の玉取機は欲しくとも望めない状況だったのです。

それが、今日ご連絡いただき伺ってみると、津波で波を被ったものの十分使えるこの機械をどうぞ・・・と言ってくださり・・・・夢かしら!?お昼に社長とこの機械があればなぁ~と二人で溜息をついていたところだったのですもの!!まさに、「念ずれば、通づ」の諺通り。


同業者でありながら、有難いことにこのようにお声掛けくださる「М蒲鉾様」に、心からただただ感謝。他の蒲鉾屋さんでなく、よくぞ私どもの社長にお声掛けくださいました。多くの方々に愛されて?、ささ圭は幸せ者です。

横浜ミニ
さて昨日にさかのぼります。
3代目が連れてきた後輩のK君を加え、盤石の五人体制で臨んだ二日目。午後からあいにくの小雨になってしまいましたが、まずまずの売れ行きのうちに終了となりました。雨にもめげず、若い力に元気溢れるささ圭の売り場は、なかなか目立ったようです。お買い求めくださった皆様、本当に有難うございました。

六時に閉めて七時に出発、二トン保冷車でまた一路、宮城を目指しました。画像は出発時の馴染んだ横浜の美しい夜景。

さてそこから、「ワンガンセン」「シュトコウ」・・・を駆け抜けて・・・そこで見た世界は、・・・「なんじゃあ~これはっ!!」

夕闇に浮かぶ超高層ビル群・・・、今まで圭子が見たこともないような光景が遥か彼方まで広がって・・・・。
「アレハ・・・ナンデスカ?」
「ココハ・・・ドコデスカ!?」
「スゴイ・・・スゴイ・・・!」
「コンナノ・・・ハジメテミマシタワぁ!」
助手席で、すっかり「おのぼりさん」状態の圭子。

なんでも「有明、お台場あたりの臨海副都心地区」なのだそう。空中都市?摩天楼?・・・・一つ一つの超高層ビルが、まるで「行燈」みたいに光って、生活臭の殆ど感じられない「未来都市」・・・という感じなんです。

「ええもん見せてもらいました。」今まで見ていた東京とは全く別の顔、これは圭子の知らない未知の東京です。
東京って、「ほんまにえらいところやねぇ~・・・」

11月は9.10.11日と幕張メッセ、25日から29日まで池袋西武の地下(デパ地下)お酒売り場に出店いたします~!!

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2011.10.29.Sat

横浜「東北復興祭り」盛況です!

インタビューミニ
昨夜は19時にようやく横浜に到着、社長の横で居眠りしながら・・・遥々やってまいりました。車だと、随分遠いものですね~。運転しないのに疲れて疲れて・・・・

車中、工房から℡が。徳島県阿南市那賀川町から、「阿南広報」を見てくださったお二人のご婦人方がわざわざ工房に圭子を訪ねてくださったとのこと。ちょうど入れ違いになってしまい、お会いすることが叶いませんでした。申し訳ありませんでした。

ふるさとの阿南市で、このように見ず知らずの圭子のことを応援してくださる方々がたくさんいらっしゃることに励まされ、またまた力が湧いてまいります。遠く離れた阿南の空に心から感謝をこめて・・・。

さて本日からの「東北復興祭り」、盛大に催されています。いつもブログを見てくださっている方々や、関東在住の友人・知人がたくさん駆けつけてくださいました。横浜のたくさんのお客様、ありがとうございました!生包装の製品が早くに完売してしまい、ご迷惑をおかけしました。明日また入荷、販売させていただきます!!


お昼過ぎ、三代目がいないのでお昼に行ったのかな、と思ってましたら、なんと!ステージで宮城県の代表であれやこれやとしゃべっているではありませんかっ!!

口下手な両親でございますが、こんなとき臆せずに舞台に出られる心臓に、ちょっぴり成長ぶりを感じた母なのでした。

明日は最終日、神奈川県庁前の日本大通り、「東北復興祭り」にどうぞおいでくださいませ~

2011.10.28.Fri

土・日は横浜へ復興祭り

ミニ支援
秋も深まり、紅葉がそろそろ見ごろを迎えています。
それとともに、朝夕の冷えもますます厳しくなりつつあります。

そんななか、先日ある地元の団体から被災した社員さんにと、たくさんの支援物資が届けられました。あったかい女性用のいろいろな下着類。先だっても毛布や冬物コートなども差し入れられ、社員も大喜び。

と申しますのも、私どもの社員で仮設住宅に入居している者が一名しかおらず、殆どがアパートや親戚の家に間借り・・・といった具合ですので、仮設に比べてみますと、全く支援の物資が届かないのが実情です。

このような現状は、県内外の被災地でもすでに多くの自治体で把握してくださっているようなのですが、なかなかそこまで手が回らないとのこと。名取市ではそういったアパートや自宅、親戚に住む方々のために、葉書をいただき、先日体育館で支援物資をいただく機会がございました。

しかしながら、仕事の都合で全ての社員が行けず残念だったね・・・・という話をしておりました矢先、支援物資がたくさん届いた次第です。「T in 名取」様、 ありがとうございました!

ミニ支援鍋
これは同時に届けられた「真空鍋」。これがなんと、すごい優れもの!!なんです~

昨日、圭子試してみましたの。朝十分程沸騰させて、火を止めて蓋をしたまま会社へ・・・・夜帰ってみると、・・・・ポトフが出来上がっていました~!!「んまい~っ!!」

圭子は震災前はもっぱら理研の圧力鍋を愛用しておりましたが、この「真空鍋」、それに勝るとも劣らないとってもエコな「おりこうさん鍋」でございます。

さて午後から社長と圭子は横浜へ。明日・明後日(29,30)と、神奈川県庁前の日本大通りでかなり大掛りな「復興祭り」が開催されます。

いつもは新幹線で製品は宅急便で送り・・・なのですが、今回初めて社長が二トン保冷車トラックを運転してまいります。・・・・まさに出稼ぎ・・・みたいな・・・

三代目が応援にきてくれるとのこと、頑張って行ってまいります~
横浜近県の皆様、お時間ございましたら是非「神奈川県庁前の日本大通り 復興祭り」へお出かけくださいませ~!!






2011.10.24.Mon

日本一の走りにパワーをいただきました!

ミニ駅伝
おばんでございます~、夜も更けそろそろ日付も変わろうという時間になりました。
昨日の熱い熱い戦いの一日、感激と感動にあふれた「杜の都全国学生女子駅伝」の祝勝会での一コマ。

三年ぶりに母校「立命館大学」が日本一に輝きました~。被災地の皆さんをいっぱい勇気づけてくれたその力強い走り・・・・、圭子たちもパワーをいっぱいもらいました。この日のために、どんなにか苦しい練習を積み重ねてきたことでしょうね。謙虚で素直な、そしてとってもかわいい選手の皆さん、お疲れ様、そしてありがとうございました!

応援にきてくれた女子応援団のチアーと副団長・・・初めて拝見しましたが、こちらもすばらしい!すごい迫力とチャーミングな彼女たち・・・、まさに「女性の時代」到来・・かと。

学長ミニ
午前中、駅伝と総会に先駆けて、かまぼこ工房へ大学より川口総長様がご来店してくださいました。社長と圭子の案内で、閖上へ。本社工場跡や自宅跡など被災地の現状を見てくださいました。大学でも復興支援対策室を立ち上げるなど、様々な被災地応援に積極的に取り組んでくださっています。お忙しいスケジュールのなか、本当にありがとうございました。

皆様のあたたかいご支援と力強いエールに、また今日から一歩踏み出す勇気をいただきました。


2011.10.22.Sat

どらくに浅井慎平さんが推薦してくださいました!

手わざミニ
こんにちわ~
朝から土砂降りの雨・・・卸町サンフェスタの実演販売がどうなることやら・・・と心配で、社長と行ってみました。心配無用でした。すごい人出!!遊里揚げ、売れ行き好調でございます!明日は雨も上がるようですので、ぜひお出かけくださいませ~。とっても安い、新鮮、美味しい、三拍子そろったものがいっぱい。食品以外の衣類、食器、日用品等々もありますので、楽しめます。

さて「どらく」・・・ご存じでしょうか?
朝日新聞の系列の・・大人のためのネットとでもいうのでしょうか。浅井慎平さんが編集委員をやっていらっしゃるのですね。

今月17日の浅井慎平さんの記事に、「私のおすすめ」として、なんと私どもささ圭の笹かまぼこが!!仙台在住のお友達から送られたとか。慎平さん!ありがとうございます。

「どらく」と、検索してみてください。そして浅井慎平さんの10月17日の記事をご覧ください!!

芸能人や著名な方とは無縁のささ圭でしたが、浅井慎平さんのお墨付き・・・皆に教えたくなりました。初心を忘れず、これからも心を込めて一枚一枚焼いてまいります。

追伸 どらく・・・朝日新聞がビートルズ世代に贈るエンターテイメントサイト・・・となってましたわ。




2011.10.20.Thu

とうとう針灸にかかっています・・・トホホ

実演ミニ
秋の行楽シーズンとあって今月と来月は、実演販売と出張販売がたくさん予定されています。
今週末の22日・23日(土・日)は、卸町サンフェスタで大きなイベントがあり、私どもも「復興企業ブース」に出店させていただきます。仙台近郊の皆様、是非ご来場くださいませ~

また29日・30日は神奈川県庁前の日本大通りで「復興支援まつり」が大々的に開催されることになっておりまして、これにも出張販売を予定しております。これには社長と圭子のほかに、横浜在住の三代目も応援にきてくれることになっており、再会が待ち遠しい母なのです。

それまでにこの五十肩、なんとしても直さなくては・・・と、昨日から「針灸院」に。夜間に痛みがあり、この痛みで熟睡できず、とうとう・・・。ここの女医さんは、社長と圭子の間では「ゴッドハンド」と密かに尊称を奉っているお方でございます。

今なら被災者が無料で診察・治療していただける整形外科病院にと、ちょつとセコい考えの圭子でしたが、ここの電気治療では全く回復の見込みがなく、益々悪化するばかり。

温泉の整体にも望みを賭けておりましたが、これも二日間続けたものの一向に良くなる気配もなく・・・・

かくなる上は、毎回ウン千円をかけてもしゃあないわぁ・・・と観念し(ホンマにセコいわね)、「ゴッドハンド」を訪ねた次第。診断は「五十肩」で、どうやら「凍結肩」というのになってしまっているらしい・・・。動かせないから動かさなかったので、固まってしまい筋肉が落ちてしまっている状態なんやそう・・・。

ここでも、「もっと早く来たら良かったのに・・・こんなになるまでよく我慢してましたね」とあきれられました。皆様、何事もどうか早期治療でございますよ~
2011.10.19.Wed

杜の都全国女子学生駅伝が開催されます!

ミニミック首
自宅でパソコンを開くと、みっく君が邪魔をしてばかり・・・なかなかはかどりませんの。でも彼には家族皆がそれぞれに心癒され、今更ながら犬や猫にはやはり大きなセラピー効果があることを実感しております。

さて先頃より、みちのくが紅葉で色づき始めておりますが「杜の都仙台」も例外ではございません。午後から所用で仙台にまいりましたところ、街中の木々が色鮮やかに錦文様・・・一年中で、青葉若葉の四月・五月と並び、今の季節が仙台はとってもいい景色なのです。

沿道の紅葉の下には、日曜日23日に開催されます「杜の都全国女子学生駅伝」のコース案内図がいたるところに。そうなんです、わが母校「立命館」も首位奪還を狙います。この大会も、今やすっかり仙台に定着した感がありますね。紅葉のもと、女子学生の熱い戦いが繰り広げられます。応援をぜひお願いいたします!

この日は宮城県校友会の同窓会(総会)のあわせて開催予定となっておりますが、大学から総長がご出席くださるとのこと。また有難いことに、私どもの工房にもご来店くださることになっております。光栄の極みでございます。心よりお待ち申し上げております。

2011.10.17.Mon

両親を見送って・・・

バスツアーミニ
栄養と休養たっぷり、そして孝養もちょっぴり?・・・三養(圭子の造語)の数日間が終わり、お昼前に仙台空港へ両親を見送りました。

二人とも、別れ際には、私たちの健康を気遣う言葉を繰り返し繰り返し・・・。一段と小さく痩せた母の車椅子を押す父の後ろ姿、追っかけて行きたい衝動に駆られました。・・・が、あわてて仕事モードにスイッチ切り替え・・・・涙ぽろぽろで工房に直行の圭子でした。

午後一番に嬉しいお客様・・・なんと先日お励ましのお手紙と温麺を送ってくださいましたH製麺の御奥様がご来店くださいました。

初めてお会いするのに、何となく前からお互いに知っていたみたい・・・。何を話さなくてもお互いの気持ちがわかります。手に手を取って涙・涙・・・。

87歳というお歳をうかがい、ビックリです!!カーナビで工房を探してご自分の運転でわざわざいらしてくださったとのこと。前向きなその姿勢、商売に対する心構え、溌溂とした表情・・・人生の大先輩として、全ての面で圭子がお手本にさせていただきたい素敵な女性です。こんなお方とお近づきになれた幸せを、噛みしめています。

その後まもなく、栃木県からバスツアーのお客様方が大勢でご来店。たくさんお買い物をしていただきました。皆さん、熱々の笹かまに舌鼓。有難うございました!!またぜひいらしてくださいませ~
2011.10.13.Thu

昨日の中日新聞に載りました。

2011-10-12 ささ圭さん
こんばんわ~
夜も更けて名取高舘より、圭子でございます。

午後から仙台空港に両親を迎え、「やっぱりどうしても見ておきたい」という二人を閖上へ連れて行きました。二人の記憶にある閖上の町並みや潮騒の香り、工場内の活気、焼けた笹かまの匂い、また自宅のたたずまい・・・等々、予想していたとはいえ、あまりにも違いすぎるこの現状にただただため息・・・四割の方々が犠牲になったといわれている「二丁目」にあって、家族五人が生き残ったことは奇跡だとも、何度も何度も繰り返し語っております。

長く歩けない母は今回初めて車椅子でまいりました。神戸三宮で車椅子を開いていたら、若い介護の仕事をしていらっしゃるという女性が駆け寄ってきてお手伝いしてくださったり、道を訊いた若い男性は、そのバス停まで案内してくださったりと、多くの見知らぬ方々のお世話になったとのこと。この世の中、まだまだ「親切な方がたくさんおいでるなぁ~」と、父は喜び、感心しておりました。

高齢で車椅子となると、旅の先々で何かとお世話になることも多いようです。ありがたいことです。

さて今日の画像は昨日付けの「中日新聞」。愛知県にお住まいの、立命のОBの方がメールをくださいました。S様、ありがとうございます。圭子の歳で、両方の両親が健在というのも珍しいかもしれません。今宵は四人の敬老パワーに元気をもらったような感じ・・・かな!?

明日は久しぶりの温泉でございます、嬉しいっ!
2011.10.12.Wed

栗入り金ぱく黒五焼、早く作らんとなぁ~・・・

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昨日であの大津波から七ヶ月、祥月命日のような日ではありますが、なんとなく意識のないまま過ごしてしまいました。

あの日の数日前、石巻で開催された「宮城県水産加工品品評会」。そういえば、あの時私どもの「栗入り金ぱく黒五焼」が「宮城県知事賞」をいただいたのでした。

もし数日ずれていれば、圭子はおそらく石巻の大津波に遭遇していたに相違なく、社長に送ってもらったので車もなく、逃げることもできずどうなっていたかと・・・・。想像するだに怖いものがあります。

今週の土・日(15,16)と、「みやぎまるごとフェスティバル」が仙台市役所前の勾当台公園で開催される事になっており、ささ圭も「遊里揚ゆりあげ」の実演販売で出店いたします。

このフェスティバルの一環として、当日の二日間、県庁で前述の「宮城県水産加工品品評会」受賞製品を展示してくださるとのご連絡が県の方から・・・・。

ありゃ~、それが・・・実は・・・無いのです!!


ご承知のように、未だ「栗入り金ぱく黒五焼」の製造が再開できておりませず、残念ながらダミーを飾っていただくことに・・・・。和菓子のようなかわいらしい蒲鉾で、女性にもとても人気の商品でした。

ただ、薄甘炊きの黒豆や松の実、胡麻、栗・・・と、いわゆる蒲鉾らしくない蒲鉾ですので、審査員の方々の評価が気になるところでしたが、堂々と栄えある賞をいただき、モノづくりの方向性に少し自信のようなものを感じた嬉しい出来事でした。一日も早く生産にこぎつけられたらと願っています。

さて、あの日から七ヶ月、明日から徳島の両親が来仙いたします。何歳になっても娘は娘、高齢の二人には申し訳ないくらいいっぱい心配をかけてしまいました。

もっと早く来たかったのでしょうが、私に迷惑がかかるのでは・・・と、結局半年以上たってしまいました。少しだけでも親孝行ができたらと思う圭子でございます。
2011.10.11.Tue

短歌に心を奪われました・・・

ミニ歌集
手をのべて
あなたとあなたに触れたきに
息が足りない この世の息が

絶筆 河野裕子

この歌を初めて目にしたのは、十日ほど前に何気なく開いた雑誌の新刊紹介欄でのこと。
もうお読みになった方もいらっしゃいますでしょうか。

心に響く・・・というよりも・・・、どう言い表したらいいのかわからないくらいかなり強い衝撃をうけ、見入ってしまったことを覚えています。そして涙が・・・・。以来この歌を何度口にしても、涙がこぼれるのです。64歳の若さで愛する人を残し逝ってしまった歌人河野裕子さん。「なんぼか生きたかったんやろな・・・・・」と。そしてご夫妻の夫婦愛の深さにも心熱くなります。

短い時間に多くの生と死を見てきた今だからこそ、よけいにこの歌が圭子の胸を打つのかもしれません。どうしても気になって、買い求めました。歌集を買ったのはしばらくぶり。

圭子たちとは六年くらいの歳の差がありますが、ほぼ同じころ、京都で学生生活をしたお二人にちょっぴり親しみをおぼえつつ、そしてて少し懐かしいような感覚で読み進めています。
2011.10.09.Sun

あわただしい日曜日

ジャズミニ
こんばんわ~
もいよいよ深まってまいりましたね。今日は、かまぼこ工房から歩いて五分位のところにあります増田神社で「神社でバザール」が開催されました。日中は物販中心で夕方からはなんと「神社でジャズ」という粋な催し。私どもも終日「遊里揚ゆりあげ」の実演販売をさせていただきました。

今月から来月にかけて、このような実演販売が続きます。


夜になってからはジャズを聴きながら、踊りながら?の販売。圭子も社員の交代で、暗くなってから行かせていただきましたが、お客様も販売する方もなかなかの盛り上がりよう。名取でこんなジャズが聞けるとは・・・・・ねっ!

夕方には工房に、名取駅さんが企画した「小さな旅」ツァーのお客様たちが大型バスでご来店されました。駅長さんみずからが名取の名所旧跡をご案内されて、秋の一日を満喫していただくという企画でございます。この「小さな旅」の終わりに、私どもに立ち寄り、熱々の「手わざ笹かまぼこ」を召し上がっていただき、お土産を買っていただきました。

社長から、皆さんにこの度の震災大津波について、そしてささ圭の今までの歩みをお話しさせていただきました。東京からの参加された方もいて、皆さん熱心に聞き入ってくださり、またたくさんのお買い物もしていただきました。こんな支援の形も、私どもにとってはとっても有難く、心から感謝でございます。
2011.10.05.Wed

見知らぬ方からの心温まるエール

ミニ麺
こんばんわ~
しとしと雨のなか、先ほどこの地区の「福祉委員会」会長のYちゃんが、会長とあつさんに紅白まんじゅうを届けてくださいました。敬老の日は過ぎてはおりますが、紅白・・・ということはやっぱり「敬老」のお祝いのようです。ここの地区では、毎年この時期に88歳以上の方に届けているとのことなのですが、あつさんは84歳・・・・・ちょっぴりおまけしてくれたようです・・ね。
またまたこの地区のお仲間にいれていただいたような、気がしています。


さてお届け物といえば、白石の某うーめん屋さんから女性の名前で、圭子宛てに「皇室献上のうーめん」が送られてまいりました。お手紙も入っておりましたが、その女性のお名前には圭子も家族も全然心当たりがないのです。

封を切り、お手紙を読み進むうちに・・・・涙・涙の号泣に。・・・・・
私どもの「手わざ笹かまぼこ」を閖上の方からいただき、美味しく食べてくださったことや、同じ食品製造業を経営する側の立場から、親身なお励ましの数々が、美しい達筆で綴られておりました。

本当に嬉しい心温まるお手紙でした。圭子だけでなく社長にも会長夫妻にも、そして社員全員にも読んでもらい、明日からの心の糧にしたいと思います。心から感謝申し上げます。



2011.10.04.Tue

サイン入り色紙、いただきました・・

ミニサイン
友人のI子さんが、サイン入りの色紙を届けてくださいました。
モチロン、「こにたん」こと小錦関と左上が武蔵丸関。そして右の方は・・・申し訳ありません~。「スクープ・・・」なんとか・・・という二人組のミュージシャン。ごめんなさいね。

この色紙はチトいわくつきでございまして・・・

おにぎり握り隊?の二十名あまりがせっせとにぎっておりましたところ、お世話役のリーダーみたいな方が、
「このお手伝いの皆さんに優先的にお二人ののサインをいただけることになったので、このメンバーの方はお仕事が終わってもここにいてくださいね~!」と。更には、「ここにいてくれないとあげられないことになりますよ」と何度も念を押して・・・。

色紙を買いに早速行ってくれた方がいたようでした。私たちも・・・「まぁ、せっかくやからねぇ~・・・」と。

そして、ジャ~ン、ふたを開けてみたら・・・、百枚ほどの色紙は、「まずここの仮設の方々に配布してからになったので、余ったらあげます!」・・・と、別なお世話役の女性。お手伝いの殆どが仮設の方々なので、・・・そうなんです、圭子の分が・・・

別にそんなにサイン入り色紙が欲しい訳でもなかったのではありますが、こうなると、もらえないのも口惜しく、
友達が「そういうことではなかったはずですよ・・・」と申し入れしてくれたのですが、・・・・。

よぉく考えてみると、全然欲しい訳ぢゃなかったんだわ・・・と気づいた圭子。そっといただかずに帰ってきたのでした。

その後色紙をかなり追加したようで、今日I子さんが圭子の分として届けてくださったというわけ。
なんだか、ちょっぴりいわく付きでしょ!?

でもわざわざ私たち被災者のために遠いところいらしてくださり、あったかいちゃんこ鍋と、ハワイアンでおもてなししてくださった「こにたん」ご夫妻や武蔵丸関ご夫妻。本当にありがとうございました。圭子、久々に楽しませていただきました。


さて今日から会長夫妻は、温泉でございますの。温泉大好きなんです。
会長といえば・・・

先日のNHKのテレビ番組、あの日は朝から張り切っていました。「絶対見ないとなぁ~」・・・と。
社長と圭子が七時過ぎに帰宅すると、すでに夕食を済ませ、お風呂も入り、「九時だよね、九時だよね」と何度も圭子に念を押し、自分たちの部屋に行ったのでした。準備万端。

翌日、朝の食卓ではその話題で盛り上がる・・・盛り下がる?私たち・・・・いかし、なんと・・・「見なかった・・・」と。

ええぇえ~っ!?

義母は何度も起こしたらしいのですが、本人は「なんだって、起こしてくれないんだから」と恨めしげ。だってあの番組は閖上の人なら絶対見なくてはならない番組でしたものね。すごぉく気落ちしている会長、少し気の毒ではあります。





2011.10.02.Sun

テレビ番組で再び衝撃をうけ・・・

おにぎりミニ千個
久々に名取高舘より、おばんでございます~圭子です。

昨日の午後、仮設におにぎり作りのお手伝いにいってきました。小錦や武蔵丸がきて仮設の方々に「ちゃんこ」を振舞ってくれるとの企画、それにあわせて1000個のおにぎりを握って配布するとのことで、「こにたん」や「武蔵丸」にちょっぴり惹かれてお手伝いに駆け付けた圭子でした。画像は二十人ほどで、1000個のおにぎりを必死で握るお母さんたちと。

実は、今日はそのお話をいろいろとご報告しようとおもっていたのですが、先ほど見た「NHK報道スペシャル」・・・映像も内容もあまりにも刺激が強すぎて・・・しばし深い谷間に落ち込んでしまい・・・ました。

皆様、ご覧になられましたでしょうか。

あの日まで閖上に住んでいた圭子の知らなかった事実がいっぱい。なかでも閖上で貞山運河より西の「二丁目」・・・圭子の自宅と本店・本店工場・珍味工場があったのが、この「二丁目」でした。ここではなんと四人に一人が犠牲になっていた最大の被害地だったとのこと。やっぱり・・・と思いながら、強い衝撃を受けました。

先日大学に戻った三代目が帰る日に、

小さいころから大事にしてくれたお隣のKさんのおじちゃんおばちゃん、学校帰りに「よっ、G君いま帰ったのか!」といつもニコニコしながら声掛けしてくれたO区長さん、前を通ると必ず呼び止めて、たこ焼きをご馳走してくれたたこ焼き屋のおばあちゃんとお母さん。お向かいのドラッグストアのおじちゃん、おばちゃん、K先輩、おじいちゃん。斜め向かいの化粧品店のおじちゃんとおじいちゃん、そして斜め向かいのw子おばちゃんとおばあちゃん・・・小さい頃からいつも僕のことを見守ってくれてたご近所の人たち皆・・・、みんないなくなったんだね・・・。帰っても、「G君、帰ったんだね」と声掛けしてくれた懐かしい人たちが皆いなくなってしまった・・・これは正直、かなりこたえるよね・・・・と。

失った多くのモノのなかに、長年かけて築きあげてきたこのご近所さんたちとの密接なおつきあいがあります。私たち大人だけではなく、二十歳を迎えんとす息子にとっても、かなり厳しく重たい現実。なんということもないありふれた日常の一コマ一コマが、どんなにかかけがえのない大切な日々の積み重ねであったかを思い知らされて、もう二度とあの日以前には戻れないというまぎれもない事実を、残酷にも先ほどの番組で突きつけられた気がします。

この不条理で悲惨な出来事から、私たちは多くの教訓を学ばなくてはならないのでしょうが、悲しいことにまだまだ現実を受け入れられない自分がどこかにいることを認めざるを得ないのもまた事実なのです。

夕方仕事帰りにスーパーに寄りました。ふと見ると閖上の方ではない友人が。震災以来一度も会ったことのない方でした。思わず目をそらして、横にそれてしまった自分。・・・・何で!?無意識にとった自分の行動に、ひどく自己嫌悪。。。数分後、また別のコーナーにいるところで見かけて・・・・今度は自分から近づいていき、「こんばんわ~」と、明るく声をかけました。

なんとのう(なんとなく)自分を恥じる自分に、「あかんなぁ~!!」と、喝を入れている圭子なのです。

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